せっかく海外に行くんだったら、ネイティブスピーカー(英語を母語とする人)と友達になりたいですよね?
しかし、アメリカで留学した時も、カナダでワーキングホリデーした時も、英語力の問題などで苦戦しました。
でもやっぱりネイティブスピーカーと仲良くなれればかっこいいし、友達に自慢できるし、何より英語力をあげる1番の近道です!
そんな方に私の経験から、ネイティブスピーカーと仲良くなる方法をご紹介して行きたいと思います。
この記事から得られる情報
- 海外で苦労するであろう事
- ネイティブスピーカーと仲良くなるための行動と習慣
- アメリカ留学とカナダワーホリでの体験談
海外で友達を作るときにぶち当たる壁
1.1 言語の壁
やはり一番最初にぶち当たる壁は言語の違いです。当たり前ですよね(笑)
言語の壁にもいくつか種類があったのでわかりやすく説明していきます。
[box class=”red_box” title=”言語の壁1”]会話スピード[/box]
アメリカ留学へ行くまでは長期滞在はしたことなかったですが、海外へ旅行したことはありましたし、英語もずっと勉強していたためある程度自信はありました。
いざアメリカについてアメリカ人と話してみると
え?早すぎない?
外国語大学へ行っていた私は、授業で先生が話す英語を聞いていたのですが、全くついていけませんでした。
この時、学校の先生たちがゆっくり話してくれていたんだと気付かされました。
やはり向こうが普段生活で使っているスピードに慣れるまでには時間がかかりました。
[box class=”red_box” title=”言語の壁2”]スラング[/box]
国語の先生が授業で小学生にきちんとした、丁寧な日本語教えるときのように
英語を教えてくれる先生もきちんとした、丁寧な英語しか教えてくれません。
しかし、普段の生活では若者用語のような『スラング』というものをネイティブは使います。
方言にも少し似ています。
日本人同士でも『昨日、私は私の友達と一緒に遊びました』なんて普段の会話で言わないですよね(笑)
それと同じで言葉を省略したり、分かるだろうと思うところは省いたりします。
ただでさえついて行くのに必死なのに省略されたりしたら頭が?になります(笑)
[box class=”red_box” title=”言語の壁3”]人種[/box]
同じアメリカ人でも色んな人種がいます。極端にいえば男性と女性でも聞きやすさがだいぶ変わります。
白人、黒人、アジア系、スペイン系など人種によっても英語の発音の仕方や使う言葉が変わったりします。
個人的に黒人とスペイン系の人の英語は本当に理解するのに苦労しました。
男性の場合は特に聞きずらかったです。
これは人によって違うため一概には言えませんが、みなさんにも聞き取りにくい英語は出てくると思います。
1.2 文化の壁
言語の壁を超えた後も違う壁にぶち当たりました。
それが文化の違いです。
特にアメリカ留学中に寮生活している時は文化の違いに苦しみました。
音楽をガンガンに流したり、パーティーをしたり。
最初は驚きが大きく、一緒に暮らしていくとストレスになっていきました。
それからはやはりそういう人たちから距離をおいたり、部屋にこもったりしていました。
また、日本とはもちろん法律が違うわけですから、日本では違法なものを吸っていたりなど
違う文化を受け入れるのがこんなに難しいとは思っていませんでした。
アメリカ留学でネイティブと仲良くなった方法
2.1 サッカーチームとの出会い
私がアメリカへ留学へ行った際、最初の半年は語学学校で勉強していたため、ネイティブと関わるのが英語の先生か寮の人たちだけでした。
寮の人たちとは頻繁に会うので、話すチャンスは多かったのですが、自分の英語力に自信がなかったため全く話しかけていませんでした。
学校の先生に関しては、先ほども言った通り、自分たちのレベルに合わしてゆっくり、また、綺麗な英語で話してくるため、普段のリアルな英語を知るための練習にはなりませんでした
アメリカ生活で友達がなかなかできなくて悩んでいた私を救ってくれたのはサッカーでした。
10年間続けていたサッカーをアメリカでもしたくなり、授業終わりに芝生でミニゲームをしている人に混ぜてもらっていました。
プロみたいに上手くなかった私でも、サッカーはアメリカではそこまで主流なスポーツじゃないため、スターになることができました(笑)
そんなある時に、一緒にサッカーをしていた2人組みが、『今度サッカークラブのトライアウトがあるから受けてみないか?』と誘ってくれました。
受けたトライアウトで入ることになったサッカーチームが私のアメリカ生活をガラッと変えました。
サッカーチームにはアメリカ人しかおらず、みんな若いのでスラングを使ったり、会話がめちゃくちゃ早かったです。
もちろん私はみんなといる時ずっと?でした。
しかし、みんな優しくて私が理解しやすいようにゆっくり話してくれたり、
英語が話せないということを理由にして仲間外れにすることはありませんでした。
サッカーを教える代わりに英語を教わるという関係が、今考えるとできていたのだと思います。
この出会いで初めてスラングという問題に直面でき、それを教えてもらうことで若者同士の会話がとても理解しやすくなりました。
彼らといる時間は本当に自分にとても貴重でした。
日本人グループと離れアメリカ人に囲まれながら生活する。これが英語を上達する1番の近道です。
私サッカーしてないし無理やん!
確かに私の場合はサッカーでこの作戦が成功しましたが、他に自分の得意なことや好きなことならなんでもいいんです!
例えば、
ダンスが好きでダンスチームに入り、そこでアメリカ人と仲良くなっていた友達もいますし、
ヨガやジムに通い仲良くなることもあります。
みんなで何か1つのことをするってだけで友達はできやすくなります。
趣味が同じというのは本当に強みです。
友達づくりで悩んだ人は実践して見てください!
2.2 日本のことが好きな外国人
日本は本当に凄い国です!!!
これは海外で生活していてよく実感することです。
なぜかというと日本のものが世界でも大人気だからです。
代表的なものでいうと寿司、車、アニメなど
日本人はとても礼儀正しくて、真面目だというイメージも外国の方はよく持っています。
これらを使っても友達を作って行くことができます。
日本のアニメやゲームでしたら若い子でもよくわかるし、海外の人と仲良くなるための最高の話題です。
実際、私も大乱闘スマッシュブラザーズやマリオカートを一緒にプレーして一気に仲良くなりました!
日本は世界で見れば小さな島国なのですが、認知度は相当高く、印象も本当にいいです!
自信を持って日本のことを自慢したり教えてあげれば、自分の土俵で相手と会話できますし、話しやすいと思います。
また、日本語を学んでいる生徒もいるため、その子らと仲良くなればお互い教えあいができるため、日本語のクラスをとっている子らに積極的に話しかけるのも1つの方法だと思います。
カナダワーキングホリデーでネイティブと仲良くなった方法
3.1 サッカーのつながり
カナダのワーキングホリデーでは、アメリカの経験を活かして、サッカーチームに所属しようと探しました。
しかし、アメリカの時は大学のチームに参加することができたのですが、カナダでは大学へ行っていなかったため見つけるのに苦労しました。
そんな私がやっと出会ったのは、ウェスティンホテルのサッカーチームでした。
のちにウェスティンホテルで働くきっかけになったのがこのサッカーチームでした。
カナダとアメリカで違った点は
アメリカの時は大学生同士の試合でしたが、カナダではホテルやレストランなど会社同士で試合をしていました。
そのため、たまたま行ったレストランの店員が対戦相手で自分のことを覚えていて安くしてくれたり、何かサービスをしてくれるというラッキーなこともありました。
カナダではネイティブと仲良くなれる点以外に得する点がありました。
サッカーでどんどん繋がりを広げて行くことができました。
3.2 仕事でのつながり
ワーキングホリデーに行く人は職場を日本食レストランなどにしない限りは、ネイティブの人と働くことになるため友達になるのは難しくありません。
一緒に働くというのは先ほど紹介したスポーツのように一緒に何かをするという点で仲良くなりやすいです。
何をして働くかも大切ですが、誰と働くかに焦点をおけば英語力の向上のヒントになるかもしれません。
ウェスティンホテルではチームで働いていて、チームの中にカナダ人、イギリス人、オーストラリア人とネイティブがたくさんいたため、本当にいい練習になりました!
最後に
以上、『留学やワーキングホリデーでネイティブスピーカーと仲良くなる方法!』をご紹介しました。
ネイティブの友達がたくさんできたのは、人運がよかったからだと私自身、思っていました。
しかし、今思えばサッカーに参加するときも、ネイティブの人たちに話しかけるのも怖かったけれど勇気を振り絞って行動してみた結果なんだと思います。
チャンスは絶対来ます。
それを見逃したり、勇気が出なくて諦めてしまうと自分は絶対変わりません!
そんな怖い時に背中を押してくれるのは自分自身なのです!
自分の長所は何か?自分の好きなことは何か?を理解して、仲間を作るって考えれば怖く無くなると思います。
逆にワクワクするでしょ?
友達の輪を日本だけでなく、『世界』に広げて行ってください!
最後までお読みいただきありがとうございました。